マレーシアは主にマレー人、華人、インド人及び多くの原住民で構成された多民族国家です。2010年のマレーシア人口調査によると、統計人口は28,334,135人で、そのうち本国公民が91.8%、外国人が8.2%を占めています。また本国公民のうち、マレー族が54.6%、華族が24.6%、インド民族が7.3%、その他の民族が0.7%を占めています。

マレーシアの公用語はマレー語で、全ての政府関係事務は主にマレー語を使用しています。日常生活では、同族間のコミュニケーションは皆自分たちの母語を使用していますが、異なる種族間の意思疎通では通常はマレー語か英語を使用しています。 イスラム教はマレーシアの主な宗教で、併せて61.3%がイスラム教を信仰しています。この他、19.8%の人が仏教を、9.2%の人がキリスト教を、6.3%の人がヒンズー教を、1.3%の人が華人の伝統的な宗教または道教を、0.4%の人がその他の宗教を信仰しており、0.7%の人は信仰する宗教がなく、1.0%の人の宗教は不明です。